昔から居た『鬱陶しい紳士』と、それを問題視する紳士。ベルトルト・ヴォルツェ作 Berthold Woltze, The irritating gentleman

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作者のベルトルト・ヴォルツは、ワイマール・サクソン・グランドデューカル芸術学校の教授でした。

彼は1871年から1878年までの間にガルテンローブ新聞で彼の作品の多くを発表しました。

彼の最も有名な作品の1つは「刺激的な紳士」や「迷惑なキャバリエ」とも訳されている『鬱陶しい紳士』です。

 

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「セレブや金持ちは真実を知っているから予防接種しない」

スティーブ・ジョブズ氏が膵臓癌になった際、標準的な医療(抗がん剤治療や放射線治療など)を拒否し、代替療法(健康食品やヨガなど)を選びました。

ジョブズ氏は膵臓癌を早期発見していたので、学術的な標準医療を受けていれば治療できていただろうと医学界やコンピューターサイエンス界から惜しまれています。

金持ちだからといって正しい判断ができるわけではありませんし、ジョブズ氏以外にも金持ちなのに病気で早く死去する人は数多いるわけです。

 

「セレブや金持ちは真実を知っているから予防接種しない」なんて信用ならない話なのですね。

 

「予防接種」は西洋医学の中でも標準的で効果の見えやすい医療です。少なくとも、「健康に良いと宣伝される高い食品」よりはマシです。

 

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そういえば、アンチワクチン運動の発起人は、信者の輸血や医療行為を拒否する教義の「エホバの証人」がルーツと言われています。あなたはこの説を信じますか? 

「ワクチンは毒」と叫ぶ人は「文明はサタン」と叫ぶ人と同一視されていますよ?